2月7日~9日に6期奨学生選抜オーディションを開催し、その結果について御報告させていただきます。
まず、7日の一日目は、ソウル芸術大学及び東国大学、その他の大学の演技専攻の学生、計45名の2次実技試験が行われました。
そのうち、最終の3次実技試験への切符を手に入れたのは、14名でした。
そして、8日二日目のオーディションは、劇作専攻の学生27名。
劇作専攻者は事前に自身の作品を準備し事前に提出。
試験当日は1時間の間に志願者全員が、①登場人物:男2人、女2人、②場所:大学病院の救急室、③時間:午前12時、④キーワード:ゴースト、愛、双子、未来、嘘のキーワードのうち三つ以上を使うという以上の3つの設定でシナリオを書くという試験でした。
その後9人ずつ自身が書いたシナリオについてなどの面接を行い、
そのうち、最終の3次実技試験への切符を手に入れたのは、4名でした。
最終日の9日。演技専攻者は、2次、3次ともに自由演技を準備し、パク・シニャン代表及び奨学生、奨学会の副会長でもあるイ・ヒャンヒ作家をメイン審査委員とし、俳優オム・ジウォンさんや「達磨よ、遊ぼう」「パクスコンダル」の作家でもあるパク・ギュテさん、奨学会5周年記念本の編集を行ってくださっているユン・ジュニョンさん、江陵文化財団の事務局長など多くの方々が時間の許す限り一緒に参加くださいました。
最終結果、志望した14名の学生皆最善を尽くしてくださったのですが、今年は該当者なしという残念な結果になってしまいました。
オーディション終了後、パク・シニャン代表と奨学生と共に深夜まで会議を行いました。
これまでの5年間の中で該当者がいないといったことがなかったので、どうしたらいいのか。無理やりにでも選んだほうが良いのかなど、皆で悩みに悩みました。
しかし、奨学生の基準を下げる必要はなく、妥協をすることで今後奨学会自体がいつか危機に陥るかもしれない。なのであれば、今回は失敗に終わったけれども、今から来年の準備を始めて、次に私たちの家族となれる奨学生を迎えようという流れになりました。
また、なぜ今回このような結果になったかについても、皆で考えました。
原因は志望した学生側にあるのではなく、準備をした私たち、オーディションで彼らを迎える準備がきちんと出来ていなかった私たちに原因と責任があるという答えに辿り着きました。
オーディションの準備段階からが大事なのはもちろん、日々の生活から奨学会について、先輩奨学生が後輩・同期に説明する、且つ興味を持ってもらい、興味がわく印象をもってもらう行動を行う。そして、オーディションに来た学生たちへの第一印象、奨学会がどれほどあたたかくて、楽しくて、親切なのかという部分を最初に見せることができていなかったなど、色々な要素がつ重なって今回の結果が生まれたものと考えました。
6期奨学生の誕生を楽しみにしてくださっていた皆さん。今回は皆さんを失望させてしまうような結果となってしまい、本当に申し訳ありません。
これから一年、代表をはじめ、奨学生一同と共に、また一からやり直すという気持ちで努力して参ります。
奨学会会員を代表し一緒にオーディションに参加してくださいました方々に改めて御礼申し上げます。
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南天 (水曜日, 12 2月 2014 21:25)
妥協しない できない という姿勢に むしろ 共感です。
今回の記事で 実際に関わっていらっしゃる方々を知ることができ
とても 心強かったです。