パクシニャンFUN奨学会 8月の御挨拶(定期メール)

<パクシニャンFUN奨学会>より 8月のご挨拶申し上げます。

寄付天使の皆様、こんにちは。5期奨学生のイ・ヨンウンです。久しぶりに定期メールにてご挨拶させていただきます。

最近は夏という季節にふさわしく、とても蒸し暑い日が続いていますが、皆様お元気でいらっしゃいますでしょうか?

 

私は現在ソウル芸術大学での最後の一学期を残すところです。学生としての最後の夏休みを過ごしています。

3年半という時間を学校で過ごしましたが、これからは学生という身分から社会に出るということを考えると、早くも新しい場所へ対するときめきと好奇心、不安といったような様々な感情が交差しています。

慣れた所を離れ新しい所に向かうというのは、まだ行ったことがなく経験したこともないからなのか、大きな期待に満ち溢れながらも心配で且つ不安でもあるというのを、既にその時間を経験されてきた寄付天使の皆様の前で正直に告白します。

 

過ぎた時間についてもう一度じっくり考えさせられます。

特にソウル芸術大学で過ごした3年という時間、そしてパクシニャンFUN奨学会に入ってからの時間が思い浮かびます。

振り返ってみると、満足している部分もあり、残念な部分もあります。

入学と色々な学校で行った活動、そしてパクシニャンFUN奨学会の奨学生として選ばれ奨学会の一員となり、寄付天使の皆様が見せてくださった真心の篭った歓迎式は、その他の何とも比べることが出来ないくらい幸せな時間でした。

しかし全ての過去の記憶には、もう少し一生懸命、もっと上手くやるべきだった…という残念な思いもあります。これから生きていく中で、このような悔しさを減らしていけるよう努力していかなければなりません。

でも一つ明確なのは、楽しかった思い出や嬉しかった瞬間、またその時の感情はそのまま思い出されるというということです。

 

私が好きなネット漫画 <あなたを愛しています>という作品の中に、こんな台詞があります。

生きるという事。たいしたことじゃない。若い時はいい思い出を作り、年をとってその思い出を繰り返し思い出しながら暮らすのが人生だよ

個人的にとても共感した言葉でした。新しい始まりを控えて、大変だったり不安になったりする度に、思い浮かぶ言葉であり、力となり癒しとなってくれる言葉です。

 

そういう意味で、どんなスタートが待っていても、この全てのことはいつかはじっくりと思い出される思い出になるのだと考え、ちょっと不安ではありますが、もう一度力を出して新しい一歩を踏み出してみようと思います。

 

いつの間にか2014年も8月を過ぎています。寄付天使の皆様は過ぎ去った時間をどう記憶していますか?

蒸し暑い天気に少し苛立ちを感じてしまう季節かもしれませんが、これまでの素敵な思い出を思い出しながら、これからの残りの2014年を楽しんで下さい。

カムサハムニダ!

 

 

喜びと希望に満ち溢れた8月になることを願いながら。

 

パクシニャンFUN奨学会  5期奨学生 イ・ヨンウン