【平和の島、済州。アートの島になる】展
記者懇談会
ユネスコ世界遺産登録10周年記念
韓中国交正常化25周年記念
アジアの次世代の芸術家たちの交流展
日程 : 2017年 9月 27日 木曜日 午後4時
会場 : 済州世界自然遺産センター
企画: 社)アジア芸術経営協会
主管: 済州特別自治道 世界遺産本部
主催: 社)アジア芸術経営協会
平和の島、済州。アートの島になる
유ユネスコ世界遺産登録10周年記念
韓中国交正常化25周年記念
アジアの次世代の芸術家たちの交流展
会場 : 済州世界自然遺産センター 企画展示室
期間 : 2017年 9月 27日~10月30日まで
企画: 社)アジア芸術経営協会
主管: 済州特別自治道 世界遺産本部
主催: 社)アジア芸術経営協会
中国参加作家:ウ・ミンジュン、フォン・ジョンジエ、ジュー・アンチ、ジュ・ジンファ
韓国参加作家:キム・ソンテ、シン・ハスン、ヤン・テグン、イ・ギル、イム・テク
招待作家:コ・グァンピョ、パク・シニャン
’平和の島、済州は、朝鮮半島のTHAAD問題を賢明に解決することができるのか?
朝鮮半島周辺を取り巻く、アメリカ、中国間の外交葛藤の被害を済州島がそのまま受けている。
中国観光客の減少はもちろん、韓中間の民間交流まで禁韓例のせいで、あらゆる行事が遅延もしくは中止となっているのが実情だ。中央政府の消極的な対応と、ピークに達している北朝鮮の問題から始まった、南北朝鮮間の外交攻防対策の状況は、’平和の島’済州が世界自然遺産登録、10周年を迎える今年、アジアの’平和’’自然’’芸術’の中心地域として飛躍しようとする将来に、全く役に立たない状況だ。
中国の禁韓例に伴い、民間の文化芸術交流まで、全てが遅延、もしくは中止となっている現実は’ 韓中国交正常化25周年’のイベントが全て開催できるのか、疑わしい状況に置かれている。
これはまさに、済州島の混交事業の基盤と島民の主要な収入源が根から揺らぎ兼ねず、懸念の声が上がっている。中央政府と済州島庁が対策を講じているが、一度絶えた水の流れを再び呼び起こすことが出来るのだろうか?
政府間の外交の葛藤が発端となった今回の状況を克服し、’世界自然遺産 ユネスコ指定10周年’を迎える済州島が、意味のある一年をおくるためにも、民間交流を拡大、支援する方向で、問題を解決しなければならないという声が、大きくなってきている。
済州島内でも、解決策が最も急がれる器官であった’済州世界自然遺産センター’が意味のあるイベントを準備しているというニュースが伝わっている。
来る10月、済州島に基盤を置く’社団法人 アジア芸術経営協会(理事長 パク・チョルヒ)’と共に、’平和の島、済州。アートの島になる’展を開催する。
アジア芸術経営協会は、今回のイベントが世界自然遺産登録10周年を迎える済州島を、アジアはもちろん、世界にもう一度’平和’と’自然’、そして’文化’のイメージを連想させるきっかけになるだろうと、明らかにした。
特に今回のイベントでは、禁韓令によって民間文化芸術交流まで滞っている中、中国を代表する美術、映画界の主要作家たちが参加し、より意味のあるものとなっている。
現代美術の中心を中国に移した’中国アバンギャルド’を代表する作家、ウ・ミンジュン、済州島の芸術人村にスタジオをオープンし、済州現代美術館にて大々的な招待展を開催したフォン・ジョンジエ、全州国際映画祭とロッテルダム映画祭にて大賞を受賞し、世界の芸術映画監督10人に選ばれたジュー・アンチ監督、中国現代美術の次世代作家として注目を浴びているジュ・ジンファ作家が参加する。
この方々を迎える韓国の主要作家は、協会作家である中央大学のイ・ギル教授、徳成女子大学のイム・テク教授、ソウル大学のシン・ハスン教授、書芸家キム・ソンテ作家などが参加し、招待作家として、済州出身のコ・グァンピョ作家(建築家)、映画俳優パク・シニャンさんなどが参加し、’世界自然遺産、済州’の自然、線、色、そして人を表現する作品を披露するものと見られる。
何よりも、今回の展示は来る10月に開催されるだけに、より多くの有名人たちが招待作家として参加するだろうと協会は明かしている。
イベントの共同主催者である、社団法人アジア芸術経営協会のパク・チョルヒ理事長は、昨年の9月にキム・チョンヨル美術館のオープン開幕イベントにて、ウォン・ヘリョン道知事が明かした約束を覚えていた。’済州島をアートの島として、再跳躍させるという ウォン・ヘリョン知事の企画が、平和の島、済州が持っていかなければいけない未来だと思う。協会の持つ強みである、アジア全域のネットワークを活用し、今回の展示を開催することは、済州島のビジョンを保つ道だと思う’と話す。
展示は、来る9月27日から10月30日まで、済州世界自然遺産センターの企画展示室にて開かれる。深刻な外交紛争に突き進んでいる朝鮮半島の平和定着の契機は、平和の島、済州からスタートしなければならないというのは、済州島民の心でもある。